【キングセイコー】薄型ムーブメントを搭載する600本限定モデルやアースカラーをテーマとするレギュラーモデルが登場

キングセイコー(KING SEIKO)】より、1965年誕生の2代目「キングセイコー」のデザインコードを受け継ぎ、薄型ムーブメントを搭載した「キングセイコー KSK キャリバー6L35限定モデル」が登場。発売日は2023年10月7日(土)で、価格は44万円(税込)、世界600本(うち国内200本)の限定生産となる。加えてレギュラー販売のモデルとして、アースカラーから着想を得た3種類の文字盤を揃える「キングセイコー KSK キャリバー6R55モデル」も登場。こちらの価格は25万3000円(税込)で、発売中だ。

ホワイト文字盤上に日本の伝統紋様、菊つなぎ紋を再現

 

新作「キングセイコー KSK キャリバー6L35限定モデル」は、東京・亀戸で誕生したキングセイコーのモノづくりに通じる江戸の園芸文化に着想を得て、江戸時代から愛され、日本を代表する花である菊を文字盤デザインのモチーフとして採用している。細かく交差したカッティングラインで菊の花の連なりを表現する、江戸切子の中でも最も高度な技が要求される伝統紋様「菊つなぎ紋」を、気品漂うホワイト文字盤にあしらう。まさしく、日本の文化や伝統を時計に落とし込むことに長けるセイコーらしい一本に仕上がっている。この美しい文字盤に調和するように、シルバーでデザインしたバーインデックスや三面カットの時分針、すらりと伸びた秒針をセッティング。アクセントとして「SEIKO」の文字をゴールドカラーで記している。

最薄となる自動巻きムーブメント「キャリバー6L35」を搭載

エッジを際立たせたシャープなフォルムが特徴の38.6mm径ステンレススチールケース、レトロなボックス型風防などは、“KSK’’として親しまれる1965年登場の2代目キングセイコーのデザインコードを踏襲している。ムーブメントには、セイコーブランドの現行ラインナップにおいて最もスリムな自動巻きムーブメント「キャリバー6L35」を採用している。

「キングセイコー KSK キャリバー6L35限定モデル」は、ステンレススチールブレスレットが標準装備となるが、文字盤デザインと呼応するライトグレーのレザーストラップが交換用として付属。服装や気分によって、付け替えができるのも本機の魅力のひとつといえる。なお限定数は600本で、日本国内では200本が販売予定である。

「キングセイコー KSK キャリバー6L35限定モデル」 Ref.SDKA009 44万円/自動巻き(自社製Cal.6L35)、毎時2万8800振動、約45時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース&ブレスレット(交換用レザーストラップが付属)、ボックス型サファイアガラス(内面無反射加工)。直径38.6mm、厚さ10.7mm。5気圧防水。世界限定600本(国内200本)。2023年10月7日(土)発売予定。

 

「KSK キャリバー6R55モデル」はレギュラー展開

レギュラー販売のニューモデルも登場した。1960~70年代のファッションから着想を得てアースカラーを採用した「キングセイコー KSK キャリバー6R55モデル」で、特徴的なチャコールブラック、インディゴブルー、オリーブグリーンの3つの文字盤をラインナップ。それらの文字盤表面には縦方向のヘアラインが施されており、経年変化したようなクラシカルなルックスとなっている。

これらの文字盤に相応しいエイジングカラーのルミブライトを、時分針とインデックスに加工し、デザイン性と夜間での視認性を両立。ムーブメントにはコンパクトな自動巻き機構を持ち、3日間(約72時間)のロングパワーリザーブを備える「キャリバー6R55」を採用している。

また、本機には新開発のダブルレバー式の簡易着脱レバーが備えられており、ステンレススチールブレスレットを容易に取り外し、別売りの10種類のレザーストラップとの自由な組み合わせを楽しむことができる。

「キングセイコー KSK キャリバー6R55モデル」 Ref.SDKS021 25万3000円/自動巻き(自社製Cal.6R55)、毎時2万1600振動、約72時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース&ブレスレット、ボックス型サファイアガラス(内面無反射加工)。直径38.3mm、厚さ11.7mm。10気圧防水。

 

問い合わせ先:セイコーウオッチお客様相談室 TEL.0120-061-012 https://www.seikowatches.com/ ※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。

Text/三宅裕丈

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