ハイウオッチメイキングの真髄を体現する【ルイ・ヴィトン】と独立時計ブランド【アクリヴィア】による限定コラボモデル

ブレスレット一体型のスタイリッシュなケースにLVのモチーフを取り入れたマイクロローターを備える新しい「タンブール」を送り出すなど、【ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)】は腕時計でも存在感を発揮している。コンプリケーションのハイエンドモデル製作にも力を入れており、最新作では独立時計師レジェップ・レジェピ率いるマイクロブランド【アクリヴィア(AKRIVIA)】とコラボレーションした。

まさかの共演で実現した夢のコンプリケーション

 

時計界で一躍スターダムへと駆け上がった時計師レジェップ・レジェピ率いるマイクロブランドの「アクリヴィア」が、ルイ・ヴィトンとタッグを組み、超絶モデルを発表した。これは2023年初頭に発表された「ルイ・ヴィトン ウォッチプライズ フォー インディペンデント クリエイティブズ」の一環で、その第1弾となる。


↑半透明なダイアルから機構の動きがダイナミックに楽しめる

 

サファイアクリスタル製のダイアルから望めるのは、クロノグラフとチャイミング、そしてトゥールビヨンという3つの複雑機構。計測中、1分経過ごとに音が鳴る仕組みを持ち、打刻機能用の香箱を備えたツインバレルを採用する。その動きが確認できる半透明な文字盤に記されたAKRIVIAロゴは、Vの文字にLがかかったダブルネーム仕様で、他ブランドとロゴが組み合わせられるのはルイ・ヴィトン史上初だという。


↑分秒同軸のクロノグラフダイアルを裏側に備える。

 

なお6つの角形インデックスは、プリカジュールエナメルの技法を用いたもの。直径39.9mmのプラチナ製タンブールケースは、マスターケースメーカーのジャン-ピエール・ハグマンが監督している。また、ケースバックには「Louis cruises with Rexhep(レジェップと旅するルイ)」という言葉が手彫りされており、その背景にある壮大な物語が感じられる。限定数はわずかに10本。対して購入希望者は世界に山ほどいるに違いない。

 

両者の技術と感性を宿した現代のマスターピース誕生


ルイ・ヴィトン「LVRR-01 ソヌリ・クロノグラフ」 7931万円

スペック:手巻き(アトリエ・アクリヴィア開発/ルイ・ヴィトン製Cal.LVRR-01)、毎時2万1600振動、72時間パワーリザーブ。プラチナケース(シースルーバック)、ヌメ革ストラップ。直径39.9mm、厚さ12.2mm。3気圧防水。世界限定10本。

 

問い合わせ先:ルイ・ヴィトン カスタマーサービス TEL.0120-00-1854 https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage ※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。

Text/水藤大輔(WATCHNAVI編集部)

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