今年、創業120周年を迎えたスイスウオッチブランド【オリス(ORIS)】は、クオリティの高さと手に取りやすいプライスで高い評価を得ている。ダイバーズウオッチやパイロットウオッチのカテゴリーで名を馳せ、そのコストパフォーマンスから世界でも日本でも支持を得ているが、久々にアクイスコレクションからクロノグラフの新作となる「アクイスデイト クロノグラフ」をリリースした。価格は74万8000円(税込)。
クロノグラフの実用性とモダンなデザインを両立
機械式時計の醍醐味のひとつに、複雑なメカニズムがある。歯車やゼンマイ、レバーといった微細なパーツから構成されるムーブメントが時を刻むが、これと同時にタイム計測機能を備えるクロノグラフはまさにメカ好きのロマンを詰め込んだジャンルの腕時計といえる。
オリスも古くからクロノグラフを輩出してきたブランドで、最新作にあたる「アクイスデイト クロノグラフ」は、先にリニューアルされた「アクイスデイト」をベースモデルとして採用。サンレイ加工を施したブルーグラデーションの文字盤に、メカニカルな3カウンターを横配列で備えるフェイスデザインが爽やかな印象を与える一本だ。
海での着用からデイリーユースまで幅広くカバーし、人間工学に基づいた快適な装着感を実現する設計、そしてエレガントな外観を兼ね備え、実用性を重視するオリスらしいこだわりが貫かれた機能美あふれる本機は、信頼あるスイスのムーブメント専門メーカーのセリタ社が製造した「キャリバーSW510」をベースとする「キャリバー771-1」を搭載。メカニカルなデザインや計時機能が、所有する喜びを与えてくれる一本となっている。
オリス「アクイスデイト クロノグラフ」 Ref.01 771 7793 4155-07 8 23 01PEB 74万8000円
さらに洗練された新生「アクイスデイト」をベースに、3時(30分積算計)・6時(12時間積算計)・9時位置(スモールセコンド)にカウンターを配したブルーカラーの機械式クロノグラフ。個性あるフォルムの高耐水性ラウンドケースに、ブルーセラミックインサートにミニッツスケールを配した逆回転防止ベゼル、テーパードシルエットのブレスレットを組み合わせる。ファセットカットのアワーマーカーと針に蓄光材を塗布。6時位置にカレンダー表示。
スペック:自動巻き(Cal.771-1)、毎時2万8800振動、62時間パワーリザーブ。ステンレススチール(シースルーバック)&ブレスレット、両面ドームシェイプの内面無反射コーティングサファイア風防。直径43.5mm。30気圧防水。
問い合わせ先:オリスジャパン TEL.03-6260-6876 https://www.oris.ch/ja-JP
※価格は記事公開時点の税込価格です。
Text/WATCHNAVI編集部
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