毎年春にスイスのジュネーブで開催される世界最大の新作時計ショー、「ウオッチズ&ワンダーズ」などで発表された2025年発表のコレクションを改めて振り返る。今回は、1860年創業の老舗メゾン【ショパール(CHOPARD)】のニューモデルを紹介。
自社製造のL.U.Cキャリバーを駆使した新作が続々登場
衝撃的な2重香箱×2の「ショパールクアトロテクノロジー」の誕生から25周年を記念した2025年のショパールは、最新のL.U.Cのデザインコードを踏襲した進化版を大発表!次世代ラグジュアリースポーツウオッチの本命アルパイン イーグルからは、毎時5万7600振動(8Hz)を誇るハイビートキャリバーをセラミック加工チタンで作り上げた超軽量&堅牢ウオッチが限定モデルとして登場するなど、2025年も時計好きがときめく秀作が出揃った。
1.885mのゼンマイを格納した超長時間駆動モデルの最新世代
ショパール「L.U.C クアトロ‐マーク IV」 (左)Ref.161954-5001 602万8000円、(右)Ref.161954-9001 751万3000円
4つの香箱を搭載して約216時間(9日間)駆動を実現したショパールクアトロテクノロジーを組み込んだ最新の手巻き「キャリバーL.U.C 98.09-L」を搭載。粒子状のテクスチャーが入った文字盤は、ケースの素材違いに合わせて異なるブルーに仕上げている。
スペック:手巻き(Cal.L.U.C 98.09-L)、毎時2万8800振動、約216時間パワーリザーブ。18Kエシカルローズゴールドケースまたはプラチナケース(シースルーバック)、アリゲーターストラップ(交換用カーフストラップが付属)。直径39mm、厚さ10.4mm。30m防水。
気高きイーグルの名に相応しいプラチナの重厚な輝きを纏う
ショパール「アルパイン イーグル 41 XP CS プラチナ」 Ref.295396-9001 1731万4000円
高貴な輝きを放つプラチナを外装に用いた、コレクション初の一本。文字盤は、地球温暖化の影響で危機に瀕しているアルプス氷河の色彩の変化にインスパイアされた「シェイド オブ アイス」ブルーのグラデーションカラーだ。COSC認定かつ、ジュネーブ・シールも取得。
スペック:自動巻き(Cal.L.U.C 96.42-L)、毎時2万8800振動、約65時間パワーリザーブ。プラチナケース(シースルーバック)&ブレスレット。直径41mm、厚さ8mm。100m防水。
超ハイビートを誇る革新機が超軽量性をも獲得
ショパール「アルパイン イーグル 41 SLケイデンス 8HF」 Ref.298600-3028 391万6000円
毎時5万7600振動(8Hz)で約60時間パワーリザーブを誇る「キャリバーChopard 01.14-C」を搭載した最新作。高強度かつ超軽量な先進素材、セラミック加工チタンをケースや地板、ブリッジにも採用して圧巻のハイパフォーマンスウオッチを作り上げた。
スペック:自動巻き(Cal.Chopard 01.14-C)、毎時5万7600振動、約60時間パワーリザーブ。セラミック加工チタンケース(シースルーバック)、ラバーストラップ。直径41mm、厚さ9.75mm。100m防水。
問い合わせ先:ショパール ジャパン プレス TEL.03-5524-8922 https://www.chopard.jp/
◎本記事は『ウオッチナビ 2025 Summer Vol.98』より抜粋・編集しています。価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。
Text/WATCHNAVI編集部 Photo/Atsuyuki Shimada
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