ケースやダイアルのデザイン・素材など、時計の魅力を決定する要素は数多く存在するが、時計ファンならその心臓部であるムーブメントに注目したいもの。そこで、本特集では人気ブランドについて、[ムーブメント概要=全体像][基幹=主力ムーブメント][最新&注目のムーブメント]について詳細を解説。時計内部の知識が深まれば時計の真価もさらに理解できるはず。今回はショパールをピックアップ!
ショパール(CHOPARD)
美しさと精度、伝統性に拘った自社ムーブを製造
1996年にマニュファクチュールを設立し、初の自社製自動巻きムーブCal.L.U.C 1.96(現Cal.L.U.C 96.01-L)を発表。以降も自社製ムーブメントを軸に手巻きやクロノ、ミニッツリピーター、トゥールビヨンなどバリエーションを拡大。現在は基幹11種、派生機種も含めると80種以上のムーブメントを製造している。
基幹ムーブメント
主な派生ムーブメント
Cal.L.U.C 96.22-Lなど
Cal.L.U.C 96.01-Lは初の自社製キャリバーで、ツインバレル式の自動巻きムーブメント。ジュネーブシール取得の審美性の高さが魅力だ。パワーリザーブ約65時間(Cal.L.U.C 96.22-Lは永久カレンダー仕様)。Cal.L.U.C 03.03-Lはフライバック機能を搭載した自動巻きクロノグラフムーブ。ジュネーブシール取得。パワーリザーブ約60時間。
注目の最新ムーブメント
風防ガラスと一体化し、共鳴装置のように作用する独自のサファイアクリスタル製ゴングやソヌリの新作動方式など、7つの特許機構を搭載した手巻きトゥールビヨンムーブ。ジュネーブ・シール取得。パワーリザーブ約50時間。
搭載モデル「L.U.C フル ストライク トゥールビヨン」
問い合わせ先:ショパール ジャパン プレス TEL.03-5524-8922
https://www.chopard.com/
◎本記事は『ウオッチナビ 2022 Summer Vol.86』より抜粋・編集しています。
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