腕時計は上を見上げればキリがないけれど、50万円ぐらいまでの予算を想定すれば一生使い続けられるクオリティのモデルが豊富に選ぶことができます。とくに2018年の秋からはロレックスファミリーのチューダーが本格的に日本に上陸し、アンダー50万円の高級時計市場が大盛り上がり中。そんな活況を呈する激戦区のなかから、“一生モノ確定”な5ブランドの注目作を取り上げます。
【チューダー】バリエーション豊富なブラックベイはとくに要注目!
2019年のラグビーワールドカップのオフィシャルタイムキーパーを務めることが決定しているチューダー。そのフラッグシップとなるブラックベイは豊富な選択肢が揃うコレクションで、直径41mm、36mm、32mmの3サイズで展開されるスムースベゼルの3針時計やGMT、クロノグラフなど、様々な種類があります。そして、スチール&ゴールド製モデルやクロノグラフでも税抜でアンダー50万円という破格さも魅力。
チューダー上陸で50万円以下の本格ウオッチが人気急上昇中! いま狙うならこのモデルだ!!【チューダー編】
【タグ・ホイヤー】ひと目でそれとわかる伝説的なシリーズから選び放題
世界的に名の知られたタグ・ホイヤーは、50万円以下でも1960年代に誕生したレーシングウオッチ不朽の名作「タグ・ホイヤー カレラ」を筆頭に、「リンク」「アクアレーサー」といったアイコニックなデザインを持つモデルが狙えます。もう少し背伸びすると、自社製ムーブメントを搭載したクロノグラフなども射程圏内に入ってきますし、“一生モノ”という枠組みを外せばスマートウオッチという選択肢も(とはいえ、スマートウオッチの本体は機械式時計に換装することができます)。
【タグ・ホイヤー編】50万円以下の本格ウオッチが人気急上昇中! いま狙うならこのモデルだ!!
【ボール ウォッチ】鉄道時計由来のハイスペックを良心的な価格で展開
1891年にアメリカのオハイオ州クリーブランドで創業したボール ウォッチは、全米の鉄道網の信頼性向上に大きく貢献した名門。創業時より受け継いできた視認性、耐久性、精度に対する強いこだわりは、スイスメイドになった現代も継承されています。圧倒的にタフなメカニカルウオッチを作り続ける同社は、あらゆるフィールドを想定したシリーズを手の届きやすい価格帯で展開する姿勢でも好評を博しています。
チューダー正式上陸で50万円以下の本格ウオッチが人気急上昇中! いま狙うならこのモデルだ!!【ボール ウォッチ編】
【エドックス】先進素材が融合した超高性能ダイバーズなら、これ一択!
1960年代から高性能ダイバーズウオッチの製造を続けてきたエドックスは、現代のフラッグシップシリーズ「クロノオフショア1」でヘリウム・エスケープ・バルブ付きの500m防水という高性能をクオーツと機械式の両方で標準化。外装も一般的なステンレススチールに加え、セラミックやカーボン、ラバーなどを巧みに組み合わせることで、唯一無二の存在感を放つブランドとなっています。これほど手の込んだモデルが50万円以下というのは、かなりコストパフォーマンスが高いです。
チューダー正式上陸で50万円以下の本格ウオッチが人気急上昇中! いま狙うならこのモデルだ!!【エドックス編】
【オリス】1930年代から続くパイロットウオッチの超ロングセラーは20万円アンダー
第二次世界大戦中に開発されたオリスの「ビッグクラウン」は、その名の通りグローブ着用時でも操作しやすい大型リューズを持ったパイロット向けの腕時計でした。このモデルのもうひとつの特徴がポインターデイトと呼ばれる日付表示用の専用指針。これほど強いデザインと歴史を持つ傑作が20万円以下で購入できるのは、とても良心的だと思います。オリスは、この名作のほかにもダイバーズ、レーシング、カルチャーのジャンルで幅広いシリーズを展開しており、それらの多くが50万円アンダーで選ぶことができます。
チューダー正式上陸で50万円以下の本格ウオッチが人気急上昇中! いま狙うならこのモデルだ!!【オリス編】
5ブランドのスポーツウオッチそれぞれに特徴があり、今回取り上げた15本のなかから自分好みの1本を選ぶだけでもひと苦労だと思います。このように選択肢が多いことは、私たちにとって嬉しい悩み。どの時計も堅牢性に優れているので、普段使いをしても一生のパートナーとなってくれることは間違いないでしょう。
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