ゼニスの王道と進化系対決!「クロノマスター エル・プリメロ」 ×「デファイ エル・プリメロ 21」――フラッグシップ同門対決!

ゼニスのエル・プリメロに出現した王道と進化系「クロノマスター エル・プリメロ オープン」 と「デファイ エル・プリメロ 21」。どちらにしようか迷っている方も多いはず。そこで今回は、2モデルをさまざまな角度から検証してみました!【フラッグシップ同門対決 ゼニス編】

 

フラッグシップ同門対決 オメガ編「シーマスター」×「スピードマスター」はコチラから!

フラッグシップ同門対決 ブライトリング編「ナビタイマー」×「クロノマット」はコチラから!

フラッグシップ同門対決 パネライ編「ラジオミール」×「ルミノール」はコチラから!

フラッグシップ同門対決 IWC編「ポルトギーゼ・クロノグラフ」×「ポルトギーゼ・オートマティック」はコチラから!

 

HOSTORY

左・クロノマスター エル・プリメロ オープン Ref.03.2040.4061/01.C494 99万9000円
右・デファイ エル・プリメロ 21 Ref.49.9000.9004/78.R582 149万400円

【クロノマスター エル・プリメロ オープン】:1960年代は、世界初の自動巻きクロノグラフの開発競争が各地で行われていました。その闘いに勝つべくゼニスが作り上げたのがエル・プリメロでした。目指した世界初とはならなかったものの、毎時3万6000振動する量産型を1社で作り上げたゼニスの功績は計り知れません。

【デファイ エル・プリメロ 21】:デファイというモデル名は1960年代製品から使われていますが、現行モデルは極めて現代的。2017年のバーゼルワールドで発表されるや、瞬く間にゼニスのフラッグシップとなりました。まさに名が体を表すがごとく、21世紀のゼニスを担うシリーズと目されています。

 

DESIGN

【クロノマスター エル・プリメロ オープン】テンプの動きが楽しめるアイコニックな“オープン”
1969年に誕生したエル・プリメロを文字盤側に露出させるアイデアは、2003年に公開された。この“オープン”フェイスは、いまやゼニスの代名詞でもある。クラシカルな丸型プッシャーを備えたケースは直径42㎜。10気圧防水

 

【デファイ エル・プリメロ 21】いかにも硬質なソリッド感が楽しめるセラミック
ケースのリューズ位置だけ直線にした設計は、1960年代製品に着想を得たもの。その素材は耐傷性に優れたセラミックで、全貌が鑑賞できるムーブメントも最新鋭と、外装面からゼニスの歴史が楽しめる。直径44㎜。10気圧防水

 

SPEC

左・【クロノマスター エル・プリメロ オープン】美しく仕上げられた名機エル・プリメロ
シリコン脱進機を備えた最新のCal.4061は、コート・ド・ジュネーブのローターなどの美しい仕上げも特徴です。完全な一体設計のため輪列を遮る要素が少なく、名機の構造が存分に鑑賞できます。50時間以上パワーリザーブ。

右・【デファイ エル・プリメロ 21】独立した輪列を加えて新たな可能性を開拓
毎時3万6000振動するエル・プリメロの通常輪列を時刻表示用とし、最長45分駆動する100分1秒計測(毎時36万振動)クロノグラフ輪列を追加。クロノ針が1秒で1周する様子は圧巻です。50時間以上パワーリザーブ。

 

【JUDGMENT】クロノマスターの完成したデザインがやはり魅力的!

誰も見たことのない物事を提示するのが芸術のひとつとしたら、デファイは紛れもなくアート作品です。世にスケルトンウオッチは数あれど、毎時36万振動する輪列の動きをあらわにした姿は、前代未聞。これはCal.9004が、どこにも真似できない代物であることの自信の表れでもあります。

ですが、時計好きには見慣れたオープンも、一般の人から見ればいまだ尖ったデザインであることは間違いありません。また、約2年の歴史しかないデファイに対し、クロノマスターはCEOが交代しても製造が続く定番。使い勝手や買い求めやすさでも、クロノマスターが優勢でしょう。

 

問:LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス TEL.03-5677-2091
https://www.zenith-watches.com/jp_jp/

 

【あなたにオススメ!】ゼニス2019年の新作はコチラから!

TAG

人気のタグ