【2019年時計ランキング】ウオッチナビ読者が選んだ欲しいスポーツウオッチとは?
年に一回、時計専門誌・ウオッチナビが発表している「腕時計最強ランキング」。読者が欲しい時計をアンケートで投票し、その集計データに基づいて各種ランキングを作成したものだ。「クロノグラフ部門」「ドレスウオッチ部門」「ハイエンドウオッチ部門」「ダイバーズ部門」に続く今回のジャンルは、アクティブに使えて様々なシーンに似合う「スポーツウオッチ」。対象の時計は“2019年に日本でリリースされた全時計”である。読者の声や有名時計店スタッフのコメントも併せて紹介。
<スポーツウオッチ5位>IWC「パイロット・ウォッチ・オートマティック ・トップガン」
ブラックセラミックを纏った3針航空時計
マットブラックのセラミック製ケースに、視認性の高いダイアル、NATOタイプの布製ストラップが良く似合う。双方向爪巻き上げ式の自社製新型キャリバーは72時間駆動を誇る。
読者の声
「パイロット・ウォッチ全体がモデルチェンジでスタイリッシュになった。最も気に入ったのが、一番シンプルなこのモデル」(石川・E.Iさん)
「フルブラックのクールな感じが最高です。セラミックケースだから着け心地も軽い」(愛媛・H.Kさん)
<スポーツウオッチ4位>ブライトリング「ナビタイマー オートマチック 41」
機能美に気品を加えて新たなファンを獲得
ビーズ装飾の回転計算尺付きベゼルがクラシック感をアピールする3針ナビタイマー。2018年の38mmバージョンが人気を呼び、2019年は41mmサイズに大型化して存在感を高め、持ち前の機能美に上品さが加わった。
読者の声
「クロノグラフが必要ない人には、控えめでクラシックなこのデザインはアリだと思う」(福島・B.Kさん)
「航空用ではないけれど、計算尺はナビタイマーの証。初期モデルっぽいビーズ装飾が良い感じ」(滋賀・A.Oさん)
「スーツで試着に行ったら、やっぱりぴったりだった。即決です」(大阪・F.Oさん)
<スポーツウオッチ3位>ベル&ロス「BR05 グレー スティール」
発表後わずか数か月で読者の心をキャッチ!
ブレスレットとケースを一体化させた1970年代に誕生したデザインを、ベル&ロスらしい独自の感性で料理し、新しい都会的フォルムに昇華した。発表後わずか数か月でスポーツウオッチ部門の3位にランクイン!
読者の声
「派手過ぎない、でも個性的。この時計を着けるだけで腕元が自分らしくなる感じ」(福岡・U.Iさん)
「スケルトンも良かったけど、グレーが一番気に入った」(愛知・K.Aさん)
スタッフのコメント
「すっきりしたブレスレット仕様は、レザーストラップしか着けない僕でも着けたくなります」(ティットコレクション 福井店/早川和伸さん)
「ベル&ロスらしい“ミリタリー&洗練”がさらに進化した、満を持しての入魂の新作。スーツや小綺麗なファッションにも合わせられるベル&ロスがついに登場しましたね」(ベイシススピーシーズ/宮本泰成さん)
<スポーツウオッチ2位>ロレックス「オイスター パーペチュアル GMTマスターⅡ」
青黒ベゼル&ジュビリーブレスで個性を主張
2018年発表の赤×青ベゼルに続き、青×黒ベゼル仕様も最新Cal.3285を搭載し、ジュビリーブレスレットを装着。24時間針で第2時間帯、回転ベゼルの併用で第3時間帯まで読み取れる。
読者の声
「赤青ベゼルより青黒ベゼルのほうが見た目控えめなので使い勝手がいい」(大分・K.Oさん)
「ロレックスのスポーツモデルは正規店で枯渇状態。もっと生産して!」(奈良・K.Eさん)
<スポーツウオッチ1位>オーデマ ピゲ「ロイヤル オーク オートマティック」
ラグジュアリースポーツの先駆者が熟成を経て1位に
無駄な装飾を省いた3針スポーツウオッチは、一生モノの機械式時計として最適な選択肢のひとつとなる。それを象徴するかのように、“引き算の美学”を感じさせるロイヤル オークが首位に輝いた。だが、そのディテールは複雑だ。ブレスレットは1コマずつ先細りさせて装着性を高め、八角形ベゼルのビスは締め付ける回転数まで厳密に管理されている。インデックスや指針、文字盤の仕上げも一見シンプルに見えて、他社では真似できない完成度で、評価の対象となった。
初代の意匠を継承しつつ、2019年に新世代へリニュアルされた本作。幅広インデックスで視認性を高め、日付をベゼル側に寄せてバランスを整えた。10.4mm厚に抑えた41mmケースとブレスレットには、熟練職人が芸術的な仕上げを施す。
読者の声
「薄型ケースなのに立体感があるのは、サテンとポリッシュの仕上げ分けが素晴らしいから」(東京・T.Oさん)
「天才ジェラルド・ジェンタによる傑作デザインは、永遠に色褪せません」(静岡・U.Oさん)
スタッフのコメント
「洗練されたデザインと、シンプルでありながら手の込んだ作り込みがすごい。いま一番のオススメモデルです」(小林時計店/佐川 哲さん)