ともに創業を2018年とするスイス生まれの新興ウオッチブランドがある。ひとつは、すでに日本国内の名の通った正規時計店で取り扱いがスタートしている「ノルケイン」。先日、ムーブメント専門会社ケニッシと協力関係を結んだことで、世界的に注目を集めることとなった。もう一方は、あえてショップでの展開は行わずオンライン販売に特化する「ボーム」。カスタムオーダーの新騎手として期待がかけられている。対照的ともいえる両ブランドだが、いずれの時計もクオリティには一切の妥協がない!
NORQAIN(ノルケイン)創業年=2018年 創業者=ベン・カッファー 創業地=スイス/ビエンヌ スイス時計の美質を受け継ぐ正統派2018年3月、スイス時計業界の名門でキャリアを積んだベン・カッファーCEOがブランドを創業。冒険、自由、自分らしさという熱いメッセージの下に、「アドベンチャー」「フリーダム」「インディペンデンス」の3コレクションを展開。すべてが機械式ムーブメントを搭載しており、ハンドメイドによる細部の仕上げなど、スイス時計の伝統にこだわる。 |
文字盤の独自パターンが時計に躍動感をもたらす
スポーティな力強さを持つ「アドベンチャー」の3針タイプ。ブランドのロゴパターンを施した文字盤や、緻密なローレット加工が刻まれたベゼルが、硬質たっぷりのステンレススチールケースと好相性だ。
目指したのは1960年代の空気感
1960年代製のスイス時計をモチーフにした自動巻きクロノグラフ。ケースの左側面に全コレクション共通の刻印オーダーが可能なNORQAINプレートを備え、パーソナライズできる。味わい深いカーフストラップに施されたノルケインステッチも個性を主張。
【WATCHNAVI Salonからひと言】
適正価格をまず評価したい。既に完成度は高いが、殻を破るようなアイコンを確立できれば、ブレイクは必至。
問:ノルケイン ジャパン TEL.03-6864-3876
https://www.norqain.com/?lang=ja&v=24d22e03afb2