《ハイグレードG-SHOCK》新MT-Gは〝水墨絵〟にインスパイアされたシックなブラックカラー

飽くなき進化を続ける「G-SHOCK」の定番カラーといえば、やはり“ブラック”だ。1983年に発売されたスクエアフォルムのオリジナル(樹脂製)はもちろん、その後誕生したメタル外装のモデルにおいても漆黒ボディはつねに人気を誇った。そんなシンボルカラーを纏った新作が「MT-G」から発売された。

カルチャーと親和性が高いG-SHOCKだから実現した“ブラック”

「MT-G」は、高級感が漂うハードメタルと衝撃をやわらげる樹脂を使ったハイブリッドG-SHOCKである。「Metal-Twisted(金属を織り交ぜる)」という大胆な発想から生まれ、今年で21年目を迎えた。強さと美しさを兼ね備える洗練のハイグレードであり、最新作は中国哲学「太極」をテーマとしている。

そのデザインを創案したのが、東洋に伝わる水墨絵と西洋のストリートアートを用いた作品で知られる芸術家、陳英傑氏(画図男)。彼が力強いメタルデザインにシンパシーを感じたというMT-Gをベースに、太極のイメージをカラーリングで表した。太極とは、時間の流れや宇宙体系の概念とされ、この世の万物の自然変化や規律が時間の流れとともに変化していることを指す。表現にはブラックIPやカシオ独自のプリント技術を用い、ケースからバンドまで黒を基調とする独創的な意匠でまとめられた。

ベースになっているMT-Gは2018年に初登場したMTG-B1000シリーズ。クオリティを継ぎつつ、新たに開発した「コアガード構造」やカーボンファイバー強化樹脂ケースの採用のほか、従来機よりもダウンサイジングを達成するなど、先進的な技術を投入して大ヒットを記録している。太極モデルはこの人気MT-Gをブラック化したものとなる。

機能も充実しており、Bluetoothを使ったスマートフォンリンクと標準電波受信「マルチバンド6」の2WAYによる時刻修正を装備。約300都市対応のワールドタイムも搭載されており、文字盤はデジタル画面のないアナログ式ながら2都市の時刻を同時表示できるデュアルダイアルワールドタイムを実現するなど、海外渡航が多い人のための時計としても相応しい。

太極とは、陰と陽の二元。その妙なるバランスを外装や文字盤のブラックとインデックスのブロンズカラーで表現することで、洗練のスタイルが創出された。

G-SHOCK MT-G「MTG-B1000TJ-1AJR」12万1000円/クオーツ(Bluetooth搭載電波ソーラー)。ステンレススチール(ブラックIP処理)+樹脂ケース、カーボンファイバー強化樹脂インナーケース。内面無反射コーティングサファイアガラス。コンポジットバンド。縦55.8×横51.7mm(厚さ14.4mm)。重量123g。20気圧防水

MTG-B1000TJ-1AJR/スペック一覧
●トリプルGレジスト(耐衝撃構造・耐遠心重力性能・耐振動構造)
●ねじロック式リューズ
●タフソーラー(ソーラー充電システム)
●マルチバンド6(世界6局標準電波受信機能)
●モバイルリンク機能(対応携帯電話とのBluetooth通信)
●針位置自動補正機能
●ワールドタイム(世界27都市、ホームタイムの都市入れ替え機能)
●ストップウオッチ
●タイマー
●時刻アラーム
●バッテリーインジケーター表示
●パワーセービング機能
●日付・曜日表示
●フルオートカレンダー
●ホワイトLEDライト(スーパーイルミネーター、残照機能付き)
●ネオブライト

 

問:カシオ計算機 お客様相談室 TEL.03-5334-4869
https://g-shock.jp/

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