ロンジンの2020年ニューモデルは、ビジネスユースにぴったりなタイムレスな“ブラック”のエレガントウオッチ

1867年のパリ万国博覧会以来、歴代の万博でグランプリ10個と金メダル28個を獲得してきたスイスの名門、「ロンジン(LONGINES)」。2020年も魅力的かつ意欲的な新作を用意していると聞く。そのなかでも直近に公開された「フラッグシップ ヘリテージ」は、際立って美しいトラディショナルウオッチだ。

ロンジンらしい控えめでタイムレスなデザインが魅力

1950年代のシンボリックなコレクションに深い敬意を表する「フラッグシップ ヘリテージ」は、小振りな38.5mm径のラウンドケースにブラックラッカー仕上げのドーム型ダイアルをセットしたクラシックモデルである。その文字盤上には、ゴールドカラーのドルフィン針と長めの台形型アプライドインデックスが備えつけられ、美しいコントラストを生んでいる。

オリジナルモデルは1957年に発表された時計で、ロンジンにとっては1954年の「コンクエスト」に続く、二例目のペットネームを授けた歴史的なモデルだった。その名は、艦隊の司令官が乗り込んで指令・指揮を行う軍艦に由来するものである。

ネーミング通り、長らくロンジンの最高峰に位置付けられる同コレクションへのリスペクトが込められた本機は、オリジナルモデルからインスピレーションを得たディテールを数々備える。エンブレムの翼のついた砂時計はもちろん、優雅な筆記体、6時位置のスモールセコンド、細身のラグも当時の傑作を彷彿とさせる。

ねじ込み式のケースバックには、大航海時代に使われたキャラヴェル船をブルーエナメルとともにあしらったゴールド製メダルをセットし、特別感を演出。この中に収められているのが、同社3針自動巻きウオッチの高級グレードに長年使われているキャリバーL615で、信頼性が高く、安定した精度をもたらす。

高級感漂う控えめなスタイル、黒で統一した6時位置の日付表示、ベージュのステッチが目を引くブラックアリゲーターストラップなど、エレガントさが特徴の本機は、ビジネススーツやフォーマルな服装に映える一本として万人に受け入れられることだろう。なお、同デザインのクリームカラーダイアルモデルは現行コレクションとして発売中である。

ロンジン「フラッグシップ ヘリテージ」Ref.L4.795.4.58.0 21万100円/自動巻き(Cal.L615)、毎時2万8800振動、42時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース。アリゲーターストラップ。直径38.5mm。3気圧防水

 

問:ロンジン TEL.03-6254-7351
https://www.longines.jp/

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