シンプルウオッチこそ技術レベルが試される。自他ともに実力を認めるスイスのマニュファクチュール「ジャガー・ルクルト」の定番シリーズがリニューアル

今年は新型コロナウイルス感染症の広がりによって、スイスで開催される予定だった世界的な時計見本市が中止や延期となった。そのため、代わりにインターネットでニューモデルを披露するブランドが増加したのである。スイスの稀代マニュファクチュール「ジャガー・ルクルト(JAEGER-LECOULTRE)」も、2020年新作ウオッチを公式サイトなどで公開したブランドのひとつである。

マニュファクチュールらしい定番ウオッチの完璧な熟成

1992年以来、端正なスタイルを継承してきたマスター・コントロールシリーズが、現代に相応しい熟成の域へと達するリニューアルを実行した。ケースからダイアルまで洗練度が増し、利便性の高い70時間パワーリザーブや革新的なジャンピングデイト機能を搭載するなど、ムーブメントも新世代に移行している。

 

70時間駆動の新キャリバーで大幅にアップデート

「マスター・コントロール・デイト」Ref.Q4018420 79万6400円/自動巻き(自社製Cal.899AC)、毎時2万8800振動、70時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)、カーフストラップ。直径40mm(厚さ8.78mm)。5気圧防水

シンプルなデイト付きスタンダードモデルをモデルチェンジでバージョンアップ。クラシカルなデザインコードを生かしつつ現代的なアレンジを加え、耐磁性や耐久性に優れるシリコン脱進機を使ったムーブメントへと変更している。パワーリザーブも最大で3日間弱持続するスペックへと進化。

 

理想的なサイズのラウンドケースにコンプリートカレンダー

「マスター・コントロール・カレンダー」Ref.Q4148420 129万8000円/自動巻き(自社製Cal.866AA)、毎時2万8800振動、70時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)、カーフストラップ。直径40mm(厚さ10.95mm)。5気圧防水

使い勝手の良い40mm径、外側に傾斜したベゼル、大胆にカーブを描くラグを備える新しいマスター・コントロールのトリプルカレンダー&ムーンフェイズモデル。センターから伸びる赤いマークの付いた細針が日付を指し示すが、15日から16日へと移動する際は「ジャンピングデイト」によって月齢表示を隠さない。

 

ジャガー・ルクルト(JAEGER-LECOULTRE)」について

創業年:1833年
創業者:アントワーヌ・ルクルト
創業地:スイス/ル・サンティエ
現社長:カトリーヌ・レニエ

「ミリオノメーター」(1844年)や画期的なリューズ機構(1847年)などを開発したスイスの名門マニュファクチュール。1931年、世界で初めて反転式ケースを採用した「レベルソ」を発表。現在まで続くヒットシリーズとなった。

 

問い合わせ先:ジャガー・ルクルト TEL.0120-79-1833
https://www.jaeger-lecoultre.com/jp/jp

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