機械式時計の付加機能のひとつ、「ワールドタイム」をご存知だろうか？ 時差ぶんだけ針を調整するなどを行う必要がなく、世界の主要都市の時刻を表示できる機能で、海外への渡航時に役立つのはもちろん、まるで世界中を巡っているような感覚にもなれる。2020年もこのジャンルにいくつかの新作が発表されたが、とくに注目度の高い3モデルを紹介する。
世界の海を巡るダイバーを強力にサポート
旅先でも心強いタフなワールドタイマー。本格的な空気潜水に耐える300m防水のほか、ダイアルには36個の自発光マイクロ・ガスライトを搭載することで、海底でも優れた判読性を維持する。世界24の主要都市の時刻を表示するワールドタイム機能を搭載。自動巻き。ステンレススチールケース＆ブレスレット。直径42mm。
問い合わせ先：ボール ウォッチ・ジャパン TEL.03-3221-7807
https://www.ballwatch.com/global/jp/home.html
地球を表現したブルーのワールドタイム
ラテン語で“地球、地面、世界”を意味するワールドタイマーがアップデート。波に見立てたフランケ装飾で海を表すなど、ブルーグラデーションで描かれた北半球は見応え十分だ。都市リングと24時間表示リングの組み合わせで、24都市の各時刻を表す。自動巻き。ステンレススチールケース、アリゲーターストラップ。直径43mm。5気圧防水。
問い合わせ先：モンブラン コンタクトセンター TEL.0120-39-4810
https://www.montblanc.com/ja-jp
15年を経て新キャリバーでアップデート
24都市名を記したリングを備えた2005年初出のデュアルタイムモデルが、65個目の自社開発・製造の新ムーブメントを搭載して生まれ変わった。サマータイムマーカーの追加など表示類の実用性も増している。手巻き。18Kホワイトゴールドケース。直径41.9mm。3気圧防水。
問い合わせ先：A.ランゲ＆ゾーネ TEL.03-4461-8080
https://www.alange-soehne.com/ja/