ノルケインの新作時計は、高精度、GMT、ロングパワーリザーブなど高性能なケニッシ製ムーブメントを搭載

2018年にスタートを切った、まだ新しいスイスのウオッチブランド「ノルケイン(NORQAIN)」は、瞬く間に世界展開を実現し、時計界に驚きをもたらした。その後、トップブランドにもムーブメントを供給している専門メーカー「ケニッシ」とパートナーシップを結び、2020年2月にケニッシと共同開発したキャリバーを搭載するファーストモデルを発表。そして第2弾がこのほど披露された。

 

GMT機能やロングパワーリザーブを備え、新たなステージへ

直径42mmの「インディペンデンス 20」に続く形で発表された新作「フリーダム 60 GMT」は、その名の通りGMT機能を積む「キャリバーNN20/2」を搭載している。高性能なケニッシムーブメントの特徴を生かす形で、実用的な70時間パワーリザーブ、高精度の証といえるCOSC認定クロノメーターなど、同クラスの機械式時計と比較して高いスペックを有している。

デザインにも特徴があり、ノルケインのコレクションらしい面積が大きく読み取りやすい文字盤に、独創的なスタイルの時分針に加えて、GMT針も視認性と見た目の良さを両立したものを採用している。そもそも「フリーダム 60」は、1960年代の自由な雰囲気を時計に落とし込むことをコンセプトに開発された。腕時計の本質を突いた正統派ながら、個性もあり、さらにケニッシの高性能ムーブメントの投入によって、ノルケイン自体も大きく飛躍したといえる。しかも手の出しやすい価格を意識し、コストパフォーマンスの追求を貫いている点も好印象を抱く。

ノルケイン「フリーダム 60 GMT」Ref.NN2100SG/B211/20BO.18S 40万3700円/自動巻き(Cal.NN20/2)、毎時2万8800振動、70時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)、ノーランドレザーストラップ。直径40mm。100m防水

 

また同タイミングで、フリーダム 60から3針タイプもリリースされた。こちらもケニッシと共同開発した自動巻きムーブメント、「キャリバーNN20/1」を搭載している。こちらはやや小さい直径39mmで、本格時計のビギナーにも安心感を与える機能と抑えめの価格を実現。よりダイレクトにノルケインの魅力が味わえる一本といえる。

ノルケイン「フリーダム 60 39MM」Ref.NN2001SA/T201/203S 38万5000円/自動巻き(Cal.NN20/1)、毎時2万8800振動、70時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)&ブレスレット。直径39mm。100m防水

 

注目のムーブメントメーカー「ケニッシ」とは!?

チューダー(TUDOR)」の専用ムーブメントを主に開発する新興メーカー。ノルケインとは長期的なパートナーシップを結んでいる。なお、ケニッシムーブメント搭載モデルの保証は、通常4年と長く設定されている。さらに必要情報を登録すれば保証が1年間延長され、国際保証は最長5年間になる。

 

問い合わせ先:ノルケイン ジャパン TEL.03-6864-3876
https://www.norqain.com/?lang=ja

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