フランスはパリのオフィスでデザインを考案し、伝統のスイスメイドで高いクオリティを誇る「ベル&ロス(BELL & ROSS)」が、またもや比類なきセンスを具現化した逸品を生み出した。新作「BR 01 サイバー スカル」は、角型のシンボルウオッチと得意のスカルギミックを融合したアートの側面を持つ作品といえる。
コレクターの心をわし掴みにするスカルモチーフ
ベル&ロスといえば、スイスのウオッチブランドとは一線を画す斬新なモデルで驚きを与えてくれる。2009年発表の「BR 01 スカル」からスタートしたスカルモチーフのコレクションは、ユニークなデザインや機構、希少性もあって登場の度に注目が集まる。最新作となる「BR 01 サイバー スカル」も、十分にサプライズ的な要素が詰まっている。
スカルからイメージされるものといえば海賊やミリタリーなど様々だが、どの時代においても“生と死”の意味で用いられ、アートやデザインの世界でもシンボルとして用いられてきた。2018年にリリースされた「BR 01 ラッフィング スカル」は、ベル&ロス固有の感性に加え、こだわりのムーブメントを開発したという点で技術力の高さを証明する一本となった。リューズでゼンマイの巻き上げる際、文字盤のスカルが顎を上下に動いて笑みを浮かべるその仕掛けは、オートマタの要素があり、コレクターの遊び心を刺激して記録的なヒットとなった。
今回発表された新作「BR 01 サイバー スカル」は、よりモダンな視点から企画されている。BR 01 ラッフィング スカルで使われた手巻きムーブメントをベースに、ブラックセラミック製のスカルとスケルトンダイアルを採用。この独創的なメカを収めるスクエアケースは、スカルと同じブラックマットのセラミック素材で、同色のラバーストラップを標準で備え付けてスポーティなフルブラックモデルとしてまとめた。
ベル&ロスらしい自由な発想から生み出されたスカルのアニメーションを筆頭に、スケルトンダイアル、ブラックセラミックのスカル、12時位置のテンプ、スーパールミノバをコーティングしたスケルトンメタルの時分針とインデックスなど、芸術性と趣味性を両立させた本機は、希少な500本限定とのこと。これまで同様に瞬く間のソールドアウトも予想される。
問い合わせ先:ベル&ロス ジャパン TEL.03-5977-7759
https://www.bellross.com/ja/
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