2021年の闇夜を“レインボー”に照らすボール ウォッチの最新作は、デイリーユースに最適なデザインやスペックのほか904Lスチールを採用

“アメリカ生まれ、スイス育ち”のウオッチブランド「ボール ウォッチ(BALL WATCH)」は、正確な時刻表示や堅牢性はもちろんのこと、独自のテクノロジーを駆使し、機械式時計ながら高い実用性を誇るコレクションを展開している。2020年も「ロードマスター マリン GMT」などの魅力的なモデルを連発したが、2021年も精力的に新作をリリースする予定とのことだ。そのひとつ、年末から一部のショップに並び始めた“レインボー”を紹介する。

色彩豊かなマイクロ・ガスライトで文字盤を華やかに

ボール ウォッチの象徴的な機能のひとつに、「マイクロ・ガスライト」がある。ルミノバのような蓄光型ではなく、自発光するタイプのため光りが継続され、その光度も強力。暗闇においても確実に時刻を読み取ることができる。同パーツは純粋なトリチウム・ガスを真空のミネラルガラスのガラス管に密閉し、非常に安定した状態で封じ込めているため、自然界や人工的な機器から浴びる放射線量をはるかに下回るもの。正規輸入のモデルは海外よりも厳格な日本規格にパスしているため、安心して着用できる。

そんなマイクロ・ガスライトをかつてないほどカラフルに仕上げ、インデックスと針に計15個装備しているのが、新作「エンジニア Ⅲ マーベライト」である。漆黒の文字盤にグリーン、ホワイト、イエロー、ブルー、オレンジ、パープルが並べられた鮮やかさから、“レインボー”と呼ぶに相応しいデザインだ。

なお、本機は外装素材に最高級スチールの904Lステンレススチールを使っている。耐食性や硬度に優れ、スーパーステンレススチールとも表現されるこの素材は、ボール ウォッチでは2019年から採用をスタート。今回、3針スタンダードの人気作であるマーベライトのマイナーチェンジを機に、904Lステンレススチールへとグレードアップされた。

さらに、ミューメタル製インナーケースの内蔵による8万A/mの耐磁性や5000Gsの耐衝撃性も備えるなど、現代の機械式時計に必要とされるスペックを高次元で実現。もともとマーベライトは、スラリと伸びた美しいドルフィン針、明瞭な形状のインデックス、拡大レンズを備えたカレンダー表示、扱いやすい40mm径のラウンドケースなど、腕時計の基本性能に忠実なコレクションとして評価が高かった。これに“レインボー”のマイクロ・ガスライトの設置、ケース&ブレスレットが904Lステンレススチールへと進化を果たし、税抜き20万円ジャストという手の出しやすいプライスに抑えている。この圧巻のコストパフォーマンスこそ、ボール ウォッチの真骨頂といえる。

ボール ウォッチ「エンジニア Ⅲ マーベライト」Ref.NM2026C-S29J-BK 22万円/自動巻き(BALLキャリバー RR1103)、毎時2万8800振動、約38時間パワーリザーブ。904Lステンレススチールケース&ブレスレット、反射防止処理済みのサファイアガラス風防。直径40mm(厚さ13.15mm)。100m防水

 

問い合わせ先:ボール ウォッチ・ジャパン TEL.03-3221-7807
https://www.ballwatch.co.jp/

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