スイスの高級時計ブランド【カール F. ブヘラ(CARL F. BUCHERER)】が、同社ダイバーズウオッチ「パトラビ スキューバテック」の購入者を対象とする特典付きキャンペーンをスタートさせた。開催期間は2021年を9月30日まで。
マンタが繋ぐ新たな関係――カール F. ブヘラと一般財団法人・沖縄美ら島財団のコラボレーション
カール F. ブヘラは19世紀から続くファミリービジネス企業として、継続的なサステナビリティを重視している時計ブランドの代表格である。2013年からイギリスの慈善団体「マンタトラスト」(2011年設立)とパートナーシップを組み、20か国以上で絶滅が危惧されているマンタの保護活動を支援するなど、海洋環境分野との接点を重視している。
代表的コレクション「パトラビ スキューバテック」は、海中を優雅に泳ぐ姿が魅力のマンタをモチーフとしており、ケースバックにはこの海洋生物をレリーフするなどしている。2021年発売のニューモデル「パトラビ スキューバテック モルディブ」も、これを踏襲するデザインが採用されている。
日本でこの絶滅危惧種をじっくり観察できる場所のひとつが沖縄美ら海水族館とのことで、沖縄美ら島財団とタッグを組んだキャンペーンが設けられた。パトラビ スキューバテックコレクションの購入者に、美ら海水族館の年間パスポート引換券大人2人ぶんに加え、オリジナルマスク(MASSCOOL+)とマンタトラストのオリジナルエコバッグをプレゼントするという特典。なお、美ら海水族館の「黒潮の海」大水槽には、ナンヨウマンタ(体盤幅最大4m)や同種で全身ブラックの個体(通称、ブラックマンタ)、国内最小の種であるヒメイトマキエイ(体盤幅最大2m)が展示されており、希少なマンタを一堂に展示している世界でも稀な水族館なのである。
マンタからインスパイアされたパトラビ スキューバテックと沖縄美ら島財団のコラボレーションは、海洋生物の調査研究活動や希少生物の保護に取り組む情熱において、両者が共感し合ったからこそ実現した。また、南の美しい海を彷彿とさせるデザインの「パトラビ スキューバテック モルディブ」の収益の一部は、2021年に取り組む洋上調査基地船のプロジェクトに寄付される。ゆえに、間接的に購入者がマンタの保護活動に参加できる稀有なダイバーズとなっている。
問い合わせ先:ブヘラジャパン TEL.03-6226-4650 https://www.carl-f-bucherer.com/ja
Text/WATCHNAVI編集部
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