日本国内だけでなく、世界各国にユーザーを持つ大衆的ウオッチブランド【G-SHOCK】。ショックレジスト(耐衝撃性)という驚くべき機能とカジュアルなデザインで人気を博し、2023年には誕生40周年を迎えようとしている。
そんなカシオ発のメージャーブランドより、瓦礫や土砂が山積・散乱するようなハードな環境に対応する、アナログ・デジタル表示を備えた「マッドマスター」のニューモデル「GWG-2000」が2型リリースされた。
プロからアウトドアを愛するライトユーザーまでカバー!!
G-SHOCKのプロフェッショナル仕様「MASTER OF G(マスターオブG)」は、陸・海・空の各ステージで極限に挑戦する者たちをサポートする腕時計として開発されている。中でも「マッドマスター」は、陸上における過酷なステージでの使用がテーマ。たとえば不幸にも起きる自然災害の現場で、レスキュー隊員たちが頼りにするような機能を追求している。最新作「GWG-2000」は従来機(GWG-1000シリーズ)の設計を見直し、外装の大幅なダウンサイジングが成し遂げられている。マッシブな様相そのままに、装着性と使い勝手を高めているのだ。
ダウンサイジングの“カギ”は「カーボンコアガード構造」
ボディの小型化の実現は、「カーボンコアガード構造」のケースを採用したことが大きい。これは大ヒット中のGA-2000シリーズなどにも用いられている設計で、樹脂やカーボンなどの素材研究を長年積み重ねているカシオ独自の技術だ。さらにベゼル部分を新開発のフォージドカーボン製としたことも貢献している。航空分野やレーシングカーにも使われているフォージドカーボンは、軽量かつ耐久性、引っ張り強度も高いうえ、複雑な形状に成型することも可能。この先進マテリアルのベゼルが、カーボン樹脂とステンレススチールを組み合わせたケースと、硬質なサファイアガラス風防から成るボディ前面を物理的衝撃からガードしている。
搭載機能も充実している。アクティブな野外活動下での着用を想定し、方位、気圧・高度、温度情報を取得できる「トリプルセンサー」を装備。さらに太陽光などの光で発電して動く「タフソーラー」、標準電波を受信して時刻修正を自動的に実施する「マルチバンド6」も備える。時計単体で“止まらない、狂わない”を成立させているわけだ。
そのほか、アラビア数字の大型インデックス&極太アロー型針の読み取りやすいデザイン、6時位置の明快なデジタル表示、フェイス全体を照らす強力なLEDライトなど、お馴染みの針式表示をベースとする実用的なマッドマスターとしてまとめられている。
GWG-2000/搭載機能一覧
●耐衝撃構造(ショックレジスト)
●防塵・防泥構造(マッドレジスト)
●カーボンコアガード構造
●マルチバンド6(世界6局標準電波受信システム)
●タフソーラー(ソーラー充電システム)
●トリプルセンサー(方位、気圧・高度、温度表示)
●ワールドタイム
●ストップウオッチ
●タイマー
●アラーム/時報
●フルオートカレンダー
●操作音ON/OFF切替機能
●針位置自動補正機能
●パワーセービング機能
●バッテリーインジケーター表示
●12/24時間制表示切替
●針退避機能
●ダブルLEDライト(ホワイト色)
●ネオブライト
問い合わせ先:カシオ計算機 お客様相談室 TEL.03-5334-4869 https://gshock.casio.com/jp/
Text/WATCHNAVI編集部