堅牢かつ実用性に優れる機械式時計を多数ラインナップする【ボール ウォッチ(BALL WATCH)】が、新たに開発した自社ムーブメントを搭載する「エンジニア M パイオニア」のリリースを開始した。製造に手間とコストのかかるキャリバーのため製造本数に限りがあり、日本入荷はまだ少ないものの売れ行きは順調と聞く。その魅力を改めて解説する。
基本性能大幅アップでも安心の“ボールプライス”
機械式時計好きでスペックを求める人にとって、ボール ウォッチは真っ先に選択肢となる。そんな同ブランドが、またもやサプライズをもたらした。【2500ガウス(約20万A/m)耐磁】【80時間パワーリザーブ】【904Lスチール外装】という驚きの性能を有する「エンジニア M パイオニア」を発売したのだ。
本機はブランド初の自社ムーブメント「キャリバーRR7309-C」をベースとする、新開発の「キャリバーRR7309-CS」を初搭載。シリコン製ヒゲゼンマイとUV-LIGA(紫外線露光による転写電鋳)プロセスで成型したニッケル-リン製脱進機が使われており、ブランド過去最高の耐磁性を実現している。この恩恵によって従来のインナーケースが無くなり、精緻なメカを堪能できるシースルーバック化を達成した。
また、そのハイスペックに相応しい外装とするべく、ステンレススチールの中でも最高クオリティの「904Lスチール」を素材に選択。傷に強く錆びにくいうえ、研磨処理によって美しい輝きを放つ。ケースとブレスレットはポリッシュとサテンで仕上げ分けされており、スポーティなルックスながら程よい高級感が与えられている。
その他にもデイト表示用の拡大レンズが付いたサファイア風防のセットや、アモータイザー衝撃吸収リング内蔵で5000Gsの耐衝撃性を獲得するなど、見た目からは想像できない実力を持つ。これをアンダー40万円で提供するボール ウォッチの懐の深さに、ただただ感服させられる一本だ。
ボール ウォッチ「エンジニア M パイオニア」Ref.NM9032C-S2CJ-BK1 39万6000円
究極の実用的機械式時計を追い求めるボール ウォッチが開発した「キャリバーRR7309-CS」を、904Lスチールのケースに搭載した新世代の3針コレクション。先進パーツと独自機能を融合し、高次元の耐磁性や視認性を獲得している。クロノメーター認定ながら同検定を超える日差-3秒~+4秒内の精度を保証。
スペック:自動巻き(自社製Cal.RR7309-CS)、毎時2万8800振動、約80時間パワーリザーブ。904Lステンレススチールケース(シースルーバック)&ブレスレット、反射防止処理済みサファイアガラス風防。直径40mm(厚さ13.4mm)。100m防水。
問い合わせ先:ボール ウォッチ・ジャパン TEL.03-3221-7807 https://www.ballwatch.co.jp/
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