お気に入りの腕時計がもっと長持ちするメンテナンス方法、知ってますか?サビ、汚れ、キズ…トラブル別に徹底伝授!

腕時計は、毎日身に着けるもの。日常生活を過ごすうちに、汚れやキズなどのトラブルが起こることは避けられません。ですが、お気に入りの腕時計はできる限り長く使いたいですよね。
そこで今回は、腕時計をより長持ちさせるメンテナンス方法をお悩み別にご紹介。デイリーケアで解決するものからプロの手を借りた方がいいものまで状態によって異なるので、参考にしてみてください。

Q.普段からできるメンテナンス方法が知りたい!

A.クロス、綿棒、ブラシを使った簡単3ステップのデイリーケアがオススメ。保管・収納方法にも注意を。

デイリーケアは基本的に乾いたクロスで拭くだけでOK。ですが、ゴミがついたまま拭くと、ゴミが研磨剤となって傷つくことがあるので注意してください。汚れがひどい部分は綿棒や爪楊枝、ブラシを使ってケアを。
ケアが完了したら、化粧品や薬品類とは一緒に収納しない、家電製品と密着させすぎないなど、保管・収納場所にも気を配ってください。機械式腕時計の場合、3ヶ月に1度ゼンマイをフルに巻いて稼動させるのも保管時に覚えておきたい大事なポイントです。

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「夏が終わった今こそやろう! 3ステップでできる愛機が長持ちする簡単セルフメンテ」
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Q.ブレスレットの汚れ、ベタつきが気になる時はどうしたらいいの?

A.ブラシと洗剤で丸洗いすればOK!!

ブラシと洗剤を使って洗うと、コマの間やバックル裏などにたまったしつこい汚れや、汗のベタつきなどもキレイに落とせます。ゴールド製はキズがついてしまう危険性がありますが、ステンレススチール製であればゴシゴシ洗いでもOK!

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【実践編】カスタマイズやセルフメンテでお役立ち!今すぐ使えるブレスレット&ベルト交換術

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「【超簡単6ステップ】ブレスレットの気になる汚れ・ベタつきは丸洗いで解決!!」

Q.時計のサビが目立つ時の解決方法が知りたい!

A.まずはサビか汚れかを判別。箇所や程度によってセルフケアorプロに依頼。

サビが出やすい箇所は、ケースの場合ラグや裏蓋、リューズ。ブレスではコマやバックルの裏など。まずはその位置と、どの程度の深さがあるのかを確認しましょう。ブレスの場合は、薄いサビなら真鍮ブラシを使えばセルフケアも可能。ケースの薄いサビは、真鍮ブラシや研磨剤で自分で落とすことも可能ですが、ケースの研磨は仕上げが難しく、サビがケース内部に侵入している危険性もあるのでプロへ依頼するのが鉄則です。

【セルフケア方法やプロに依頼した際の費用など、詳しくはこちらの記事をチェック!】
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Q.ガラスやケースについたキズが気になる時は?

A.自己流ケアはNG。プロに依頼が鉄則!

ガラスのキズの修復には歯磨き粉を使ったセルフケアなどをする方も見かけますが、研磨剤の成分が入っている歯磨き粉の場合、キズが悪化することもあるので、自己流ケアには注意が必要です。ガラスのキズを修理する場合、アンティークモデルに多いプラスチック風防の場合は、薄いキズであれば研磨でキズ落としが可能ですが、サファイアクリスタルの場合は研磨が不可能なので、ガラスごと交換になります。
ケースにキズがついてしまった場合、ステンレススチール製のポリッシュタイプなら、市販の研磨剤などを用いて丹念に磨けばある程度キズを落とすことは可能。ですが、磨き方が難しく光沢にムラが出ることもあるので、初心者は実践しないほうが無難でしょう。

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「その自己流ケア、間違ってない?ガラス&ケースについてしまったキズはプロに依頼するのが正解!!」

 

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