腕時計に興味津々という学芸大青春リーダー・仲川蓮くんが、WATCHNAVI編集部とともに時計ブランドのブティックを巡る好評連載の11回目。今回訪れたのは、他のブランドに先駆けて10年以上前に銀座・並木通りでいち早くオープンしたIWC銀座ブティックです。蓮くん、実は2024年末に一度WN限定イベントでこちらに来てもらったのだけど、ブティックをゆっくり見せることができなかったので再訪となります。そして今回は、内田将綺くんも出演する特別編&グループとしての出演最終回!!
IWCシャフハウゼンの魅力にメロメロ♪
今日の目的地であるIWC銀座ブティックに編集部が向かうと、すでに蓮くんの姿が……って、あれ? 横にいるのは将綺くんでは??「この連載の仕事はレンがいつも楽しそうにしてるから、オレもまた来ちゃいました!」(将綺くん)。ということで、本連載に2回目の出演と相成りました。
さてこのIWC銀座ブティックは2014年に銀座・並木通りにオープンし、2018年に現在の場所へ移転リニューアル。ブランドの世界観を余すところなく体感できる空間の中で、ブティックならではの豊富なコレクションを見ることができます。まずはふたりにたっぷりブティックの雰囲気を楽しんでもらいましょう。
将綺くん:どれもカッコいいなーっ! あ、これはAMGとのコラボモデルじゃないですか!!
蓮くん:マサキ、これ見て! ボクが年末にWATCHNAVIさんのイベントで見せてもらった時計(編集部注:「ポルトギーゼ・エターナル・カレンダー」のこと)の実物がある!! このムーンフェイズの表示が4500万年も正確なんだって。それでギネス記録にも認定されてるんだよ。また見られるなんて!
将綺くん:そんなに正確な時計があるなんてびっくりだね。こんな発見があるなら確かにレンが楽しそうにこの連載の仕事に向かうわけだ。じゃあ、オレはレンが選びそうな時計も探してみよっと。
ふたりで楽しそうに時計を選んでいる姿を見ていると、こちらまで笑みがこぼれます。
彼らがひと通り店内を見て回ったところで、編集部も参加しつつIWCシャフハウゼンについてブティックスタッフの方からレクチャーを受けてもらいます。
–IWCというブランド名は、“インターナショナル・ウォッチ・カンパニー”という創業時からの社名に由来していて、アメリカ人のフロレンタイン・アリオスト・ジョーンズが1868年にスイスのシャフハウゼンにて創業しました。この土地にはライン川の豊富な水流を利用した水力発電の設備があったので、当初から活発に時計を製造することができたと言われています。
編集部:シャフハウゼンはドイツとの国境沿いの街ということもあって、時計以外のドイツ製品にも通じる『質実剛健なクラフツマンシップが時計に宿っている』と評されることも多いですよね。アメリカ人の開拓精神とドイツ的なデザイン、そしてスイスの時計作りの伝統など、IWCという名前の通りあらゆる要素が融合しているブランドなんです。
蓮くん:そう言われると、確かにこれまで見てきた他の時計ブランドのモデルとは違った雰囲気があるように見えてきました。作りのしっかりしたデザインの時計が多いですね。
–そうしたデザインには理由があって、たとえば現在のコレクションで最も歴史の長いコレクションがパイロット・ウォッチで、1936年からの歴史があります。ビッグ・パイロット・ウォッチのルーツとなったモデルはドイツ軍に、マークシリーズの原点モデルはイギリス軍に納入するなど、実用性を重視して開発された当時の背景を現行品も受け継いでいるのです。また、1939年にはポルトギーゼコレクションの初代モデルも登場したのですが、これはふたりのポルトガル商人からの高精度ウオッチの開発要請を受けて作られた経緯があります。当時、特に精度の良い懐中時計のムーブメントを腕時計に組み込んだ名残りが、現在のサイズ感へとつながっているんですよ。
将綺くん:へぇ〜、そうなんですね。説明を受けたら、ますます魅力的に見えてきた。ところでずっと気になっている時計があるんですけど、コレについても教えてください!
–この時計はインヂュニアといいます。コレクションが誕生したのは1955年ですが、現行モデルはジェラルド・ジェンタという伝説的な時計デザイナーが手がけた1976年発表作がルーツになっています。2023年にステンレススチールケースのシルバー、ブラック、アクアと、チタンケースのグレーのバリエーションで登場し、2024年末にはブルーダイアルが追加されました。
将綺くん:ヤバい、インヂュニアめちゃくちゃカッコいい。今日の仕事の直前までまったく違う時計を買おうと思ってたのに……あ〜コレいいなぁ〜。
蓮くん:マサキ、このあと選ぶ時計がもう決まっちゃってない?(笑)
ということで、IWCシャフハウゼンの知識を深めたふたりにお気に入りの1本をそれぞれ選んでもらいました。お気に入りの時計は見つかったかな??
将綺くん:オレはインヂュニアで! やっぱりラグスポのスタイルが好きみたい(笑)。とくにチタンの質感とグレーダイアルの組み合わせは特別感があってすごく気に入りました!
蓮くん:ボクはこの淡いブルーダイアルのポルトギーゼが欲しいです。すごく色使いがキレイで、見つめていると時計に吸い込まれそう。
では、ふたりのお気に入りが決まったところでいつもの決めポーズをツーショットでお願いします!
【おまけ】IWCの時計、女性に着けてもらうなら?
蓮くん:この時計は小ぶりで針の形も面白いし、なにより太陽と月で昼夜を判別するサブダイアルの表現がかわいい。エターナル・カレンダーまで作ってしまうIWCの技術力が詰まっている感じがするのも魅力的。
将綺くん:男性でも着けやすい直径40mmぐらいの時計を選ぶ女性って、なんか素敵じゃないですか? それにさっきスタッフの方に「実際にペアで着用される方もいらっしゃる」と聞いたので、インヂュニアのアクアで。オレが選んだチタンと交換する日があったりしても、なんて想像が膨らんじゃいますね。
蓮くん/将綺くんが今回選んだ時計とオフショット!




以上を持って本連載は閉幕となります。長らくのご支援、ありがとうございました!
取材協力・・・ 「IWC銀座ブティック」●東京都中央区銀座6-6-1 ●0120-26-1868 ●11:00~20:00
学芸大青春(がくげいだいじゅねす)・・・ 「青春」と書いて「じゅねす」と読みます! ダンスボーカルグループ「学芸大青春(ガクゲイダイジュネス)」! 2次元と3次元を行き来しながら活動する、男性5人組ダンスボーカルグループ 「学芸大青春(ガクゲイダイジュネス)」! 東京にある学芸大学駅付近の寮で5人で共同生活を営みながら、日本中に「青春」を届けるべく、2019年9月から2次元の姿で活動をスタート。2022年秋に3周年記念ライブを開催し、素顔を公開。2023年3月より5th LIVE TOURを全国9都市11公演で開催。8月にはKANSAI COLLECTION 2023 A/Wにライブパフォーマンス出演。9月にテレビ東京ドラマ「私と夫と夫の彼氏 ( #おとかれ )」のオープニングテーマ「ヤマアラシのジレンマ」をCD発売。2023年秋の「Autumn LIVE in OSAKA & YOKOHAMA ~名もなき明日へ!~」を最後にメンバーの一人・南優輝が芸能活動を引退。2024年4月より所属事務所を移籍。BSテレ東「初恋不倫~この恋を初恋と呼んでいいですか~」のエンディングテーマソング「ブサイ句なLove Song」を含む全6曲収録の最新ミニアルバム「Re:START」発売中。今年3月末をもってグループの解散を発表し、メンバー4名がそれぞれの青春を歩み始めることに。
EDIT & TEXT / DAISUKE SUITO (WATCHNAVI) PHOTO & COODINATE/KEITA TAKAHASHI
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