日本を代表する時計ブランド、「CITIZEN(シチズン)」と「CASIO(カシオ) G-SHOCK」。それぞれ各種シーンに合わせた豊富なラインナップを揃えているが、中でも代を重ねながら継続されている“定番時計”について、その魅力を改めて検証する。
高精度を誇った伝説的モデルのデザインを再現
「ザ・シチズン」は、最高技能を有するマイスターによって組み立てられる、シチズンブランドのフラッグシップコレクションである。“正確な時刻を刻み続けること。時刻を見やすく伝えること。その使命を長く維持すること”をテーマに掲げ、時計の基本性能の向上を追求している。
現行の「ザ・シチズン AQ4041-54A」は、高精度な機械式時計として名を馳せた1967年初出モデルのデザインを踏襲した一本。このケースに、最高レベル年差±5秒を誇る光発電エコ・ドライブムーブメントを組み合わせ、シンプルな外観からは想像できない高い精度を実現している。
1967年当時、最上位モデル「シチズン クロノマスター」の意匠を踏襲したジェントルな外装に、年差±5秒の高精度エコ・ドライブムーブメントを搭載。わずかな光で発電し、フル充電された状態でパワーセーブ作動時ならば約1.5年も駆動する。オーナーズクラブへの登録によって、メーカー保証が10年に延長される特典もある。
問:シチズンお客様時計相談室 TEL.0120-78-4807
https://citizen.jp/
変わらないオリジンと飽くなき進化を続けるテクノロジーの塊
カシオの定番時計であるG-SHOCKにおいても、とりわけ“定番”と評せるのがやはりスクエアモデルだろう。
G-SHOCKは常識を覆す耐衝撃性を実現して1983年にデビューして以来、飽くなき進化を続けてきた。とくにファーストモデルの意匠を受け継ぐ初期角型デザインは、もはや時代を越えた普遍性を体現していると言っていい。2018年にはその特異なスペックとフォルムをフルメタル(GMW-B5000D)で実現し、魅力の幅を広げている。
耐衝撃構造や20気圧防水といったG-SHOCKのスタンダードスペックを備える、初期スクエアデザインを踏襲した5600系の定番人気モデル。タフソーラー(ソーラー充電システム)とマルチバンド6(世界6局の標準電波受信機能)を搭載するなど、内部は着実に進化している。
問:カシオ計算機 お客様相談室 TEL.03-5334-4869
https://g-shock.jp/