ロレックスの伝統を物語るドレスウオッチ「デイトジャスト」に新型が誕生

今月1日、「ロレックス(ROLEX)」は公式ホームページ上で2020年新作を発表した。そこで公開されたモデルのうち、サブマリーナーの新世代機については先日伝えた。ここでは永遠のドレスウオッチ「デイトジャスト」のレディスモデルについて解説する。

ベゼルに46個のブリリアントカットダイヤモンドをセッティング。さらにローマ数字のVIもダイヤモンドをあしらった、サンレイ仕上げのオーベルジーヌダイアルモデル。針とアワーマーカーは、高級感漂うホワイトゴールド製だ

31mmデイトジャストのステンレススチール+ホワイトゴールドコンビモデルに新バージョン

ロレックスを代表するドレスウオッチ、「デイトジャスト」。そのレディス向け31mm径のホワイトロレゾール(ステンレススチールとホワイトゴールドのコンビネーション)にニューモデルが誕生した。4つのバリエーションのうち、スポーティな3列リンクのオイスターブレスレットが2型、クラシカルな5列リンクのジュビリーブレスレットが2型の構成となっている。

ベゼルは共通して固定式のフルーテッドタイプで、18Kホワイトゴールドの煌びやかさが生かされている。1945年から続くデイトジャストの初期モデルも採用していたディテールで、ロレックスのシンボリックなデザインといえる。ダイアルの上面にセットされた高硬度サファイア風防には、こちらも代表的装備であるサイクロップレンズを設置。カレンダーが拡大して見える仕組みになっている。

両方向自動巻きを実現するパーペチュアルローターほか、耐磁性や耐久性に優れるシリコン製シロキシ・ヘアスプリング、高性能なパラフレックス ショック・アブソーバを備える完全自社製造の「キャリバー2236」を採用。ケーシング後も日差-2~+2秒という高精度を誇る

 

搭載ムーブメントは、最新鋭のキャリバー2236。自社で開発から製造まで行った自動巻きムーブメントで、ロレックスが精確性を保証する高精度クロノメーターの認定を受けている。また、磁気や衝撃に対して高い耐性を実現し、さらに約55時間のロングパワーリザーブも備えているなど、現代ニーズに合わせたハイスペック仕様となっている。

ロレックス「オイスター パーペチュアル デイトジャスト 31」Ref.278384RBR 169万8400円/自動巻き(自社製Cal.2236)、毎時2万8800振動、約55時間パワーリザーブ。ステンレススチール+18Kホワイトゴールドケース&ブレスレット。傷防止サファイア風防。直径31mm。100m防水

 

© Rolex/Alain Costa

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