ブライトリングの航空時計AVIに追加された“スーパー”なウオッチはケースバックに伝説的な航空機の機影入り!

1953年にブライトリングが発売したパイロットウオッチ「“コ・パイロット”Ref.765 アヴィ」と、4機の伝説的な航空機に着想を得た最新コレクション、「スーパー アヴィ」が発表された。特徴は、現行の「アビエイター 8 B01 クロノグラフ」の直径43mmに対して直径46mmという大型ケース。そして、その内部に搭載されたクロノグラフ+GMT機能を持つ自社製キャリバーB04である。価格は123万2000円から。

航空ファン感涙の4機による編隊飛行で新作完成を祝う

ブライトリング「スーパー アヴィ B04 クロノグラフ GMT 46 P-51 マスタング 」左/Ref.RB04451A1B1X1 288万2000円 右/Ref.AB04453A1B1X1 123万2000円 自動巻き(自社製キャリバーB04)、毎時2万8800振動、約70時間パワーリザーブ。18Kレッドゴールド/ステンレススチールケース(シースルーバック)。直径46mm。厚さ15.9mm。10気圧防水。

「スーパー アヴィ B04 クロノグラフ GMT 46 P-51 マスタング」の特徴は、ブラックダイアルにヴィンテージ調の蓄光インデックス&針の組み合わせ。ステンレススチールと18Kレッドゴールドの2種類のケースが用意され、ゴールドモデルではダイアルカラーがアンスラサイトに。インデックスもブルーに発光するホワイト蓄光塗料となる。

ブライトリング「スーパー アヴィ B04 クロノグラフ GMT 46 トリビュート トゥ ヴォート F4U コルセア 」Ref.AB04451A1C1X1 123万2000円 自動巻き(自社製キャリバーB04)、毎時2万8800振動、約70時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)。直径46mm。厚さ15.9mm。10気圧防水。

「スーパー アヴィ B04 クロノグラフ GMT 46 トリビュート トゥ ヴォート F4U コルセア」には、機体にインスピレーションを得たブルーダイアルが採用された。

ブライトリング「スーパー アヴィ B04 クロノグラフ GMT 46 カーチス ウォーホーク」Ref.AB04452A1L1X1 123万2000円 自動巻き(自社製キャリバーB04)、毎時2万8800振動、約70時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)。直径46mm。厚さ15.9mm。10気圧防水。

「スーパー アヴィ B04 クロノグラフ GMT 46 カーチス ウォーホーク」は、ミリタリーグリーンとホワイトのクロノグラフカウンターの組み合わせが印象的な一本。

ブライトリング「スーパー アヴィ B04 クロノグラフ GMT 46 モスキート」Ref.YB04451A1B1X1 124万3000円 自動巻き(自社製キャリバーB04)、毎時2万8800振動、約70時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)。直径46mm。厚さ15.9mm。10気圧防水。

「スーパー アヴィ B04 クロノグラフ GMT 46 モスキート」は、ブラックベースにホワイトインダイアルの“逆パンダ文字盤”と、回転ベゼルにブラックセラミックが使われている。針にレッドを効かせるなど、個性のあるモデルとなっている。

それぞれ厚さ15.9mmで防水性能は最大10気圧、各仕様に合わせたカラーのレザーストラップでの展開。キャリバーB04の動きが楽しめるサファイアクリスタルバックは、ガラス面センターに描かれた航空機の機影も大きな見どころとなっている。

今回の新作発表に際して、ブライトリングは4型5モデルのモチーフとなった4つの航空機によるプロモーションを実施。以下、航空機の詳細については、プレスリリースを引用する。

【航空戦のあり方を変えた4機】

P-51 マスタングはわずか120日間で製造されましたが、その開発者であるノースアメリカン・アヴィエーション社でさえ、この戦闘機に潜む原動力が何であるかを予期していませんでした。P-51の低抵抗翼とエンジン冷却システムは、1940年に単座戦闘機が初めて離陸した当時は実験的と見なされていましたが、前例のないスピードと航続距離を実現しました。マーリン エンジンの搭載により、この航空機の性能が高度帯にまで発揮され、当時最高のオールラウンド戦闘機になりました。 

第二次世界大戦の海軍航空機であったヴォート F4U コルセアは、空母と遠方の仮設滑走路からトリッキーな離陸と着陸を行わなければなりませんでした。コルセアは、重要な課題であったスピードと揚力という期待に見事に応え、時速640 kmの最高速度に達した初の単発戦闘機になると同時に、並外れた上昇率も発揮しました。その「曲がった翼」のデザイン、大型のプロペラ、特徴的なブルーのカラーリングによって航空史の象徴となりました。 

追撃機として考案されたカーチス P-40 ウォーホークは1938年に初飛行を行い、この上ない機敏性を発揮して実力を示しました。飛行中の切れ味をもたらしたのは、驚愕的なターンを引き出す飛行機の能力だけではありません。その頑丈な構造は、過酷な気象条件や深刻な戦闘ダメージにも耐えられることを意味しました。ウォーホークの大胆不敵なサメの口を描いたノーズアートは、大空の反逆者としての名声を決定的なものにしました。 

アルミニウムとスチールが日常的に不足していた時代、デ・ハビランド モスキートの開発に携わっていたエンジニアたちは、材料として当時まだ豊富にあった木を活用しました。「木造機の奇跡」が同時代の金属機の性能を上回り、1940年から1950年の間に製造された最速の飛行機の1機になると、衝撃が広がりました。その優れた操縦性のおかげで、軽爆撃機、夜間戦闘機、輸送機、写真偵察機など、さまざまな役割で任務を実行することができたのです。 

2020年に1953本限定で発表された「AVI Ref. 765 1953 リ・エディション」では、手巻きキャリバーを搭載し41mmというサイズ感だった。現行のクラシック・アヴィ のコレクションは直径43mmが主流。これに新しく加わるスーパー アヴィは、確かに直径46mmと大型だが、これぐらいのサイズ感が好きな人がいることは確か。買い手からすればサイズの選択肢が増えることは喜ばしいことだろう。

右が2020年発表のリ・エディション。左がスーパー アヴィだ。

問い合わせ先:ブライトリング・ジャパン Tel.0120-105-707
https://www.breitling.com/

 

TAG

人気のタグ