オーバースペックと言えるほどの高性能ダイバーズ・クロノグラフに、シックなブルーのニューカラーが登場

アメリカの鉄道時計の精度水準を高めることに貢献し、現在はスイスに拠点を移してハイクオリティな製品作りを邁進する「ボール ウォッチ(BALL WATCH)」が、人気No.1コレクションのニューカラーを発表した。流行色=ブルーを纏うことで新たな魅力を手に入れた一本は、この3月から順次入荷予定とのことである。

ロングヒットのダイバーズ・クロノグラフに新色が加入

「エンジニア ハイドロカーボン ネドゥ」は、2012年に世界初の「リューズビルトイン型自動減圧用ヘリウム排出バルブ」を搭載してデビューした本格派ダイバーズ。本機は、ボール ウォッチの年間販売でも毎回のようにトップ勢にランクインする人気作として君臨している。

ちなみに“NEDU(ネドゥ)”というネーミングは、「The US Navy Experimental Diving Unit(アメリカ海軍潜水実験隊)」のことを指し、真の精鋭ダイバーが揃うこの部隊との共同開発によって「エンジニア ハイドロカーボン ネドゥ」は生まれた。そのため通常の潜水方法ではない、飽和潜水に対応するプロフェッショナルモデルの位置づけになっている。

飽和潜水とは、大深度へのダイビングを可能にする特殊潜水技術で、空気ではなくヘリオックス(ヘリウムと酸素の混合ガス)などのタンクを用いる。危険を伴うこの潜水を行う際、時計内部に不活性ガスが溜まってしまうのだが、これを外に逃がす機構として大半の飽和潜水対応ダイバーズは独立したバルブを備えている。しかし本機は、バルブ機能をリューズに組み込むことでケースに無駄な穴を開けず、故障の低減に繋がるほか防水性能を保ちやすくなり、デザイン面でも美しい。これらが「リューズビルトイン型自動減圧用ヘリウム排出バルブ」のメリットと言える。

開発経緯やプロスペック、タフネスを体現するデザインが理由となって、「エンジニア ハイドロカーボン ネドゥ」はロングヒットをマーク。その新バリエーションとなる話題の“ブルー”は、深海をイメージさせる落ち着いたトーンに仕上げられている。ダイアル上のポイントとなる箇所にはレッドが配色され、針&インデックスなどにはボール ウォッチを象徴する自発光「マイクロ・ガスライト」(計21個)をセット。硬質セラミック製の逆回転防止ベゼルにはルミノバ夜光を塗布したダイビングスケールをあしらい、光が届きにくい水中や夜間の暗闇の中でも視認性を失うことはない。

ボール ウォッチ「エンジニア ハイドロカーボン ネドゥ」Ref.DC3026A-S3CJ-BE 44万円/自動巻き(BALLキャリバー RR1402-C)。チタンケース、チタン+ステンレススチールブレスレット。直径42mm(厚さ17.3mm)。600m防水

 

その他の機能として、クロノグラフ(60秒、30分、12時間積算計)、リューズを守るセーフティロッククラウンシステム、高精度の証明であるスイスCOSC認定クロノメーター、日付&曜日表示、7500Gsの耐衝撃性、4800A/mの耐磁性、チタンボディによる耐海水性など、多岐にわたってハイスペックを実現。また、チタンとステンレススチールのコンビネーションによるテーパー・ブレスレット(両側エクステンション付き)は、1400ニュートンの引張に耐える高性能仕様になっている。

 

問い合わせ先:ボール ウォッチ・ジャパン TEL.03-3221-7807 https://www.ballwatch.co.jp/

 

Text/WATCHNAVI編集部

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