スイスを代表する名門ウオッチブランド「ブライトリング(BREITLING)」が、今夏、ビッグサプライズを用意。まったくの新しいコレクションとなる「エンデュランス プロ」を、本日8月26日にリリース開始した。
カジュアルなカラー、理想的な独自素材、手軽なクオーツの組み合わせ
今年は新型コロナウイルス感染症の世界的な広がりによって、新作時計のお披露目の場となってきたバーゼルワールドなどの見本市が中止や延期となった。そこでブライトリングは代わりとして、4月16日に史上初めてオンラインの「ブライトリング サミット ウェブキャスト」を開催。ルーローブレスレット搭載の新型クロノマット、ダイバーズウオッチスタイルのスーパーオーシャン ヘリテージ ’57、1950年代に開発された傑作クロノグラフの復刻版であるAVI REF. 765 1953 リ・エディションなど、例年以上に注目度の高いニューモデルを発表したのだった。
そのウェブキャスト第2弾が、8月26日の日本時間20時より開かれる。ここで初公開されたのが「エンデュランス プロ」である。
この最新コレクションは、ブライトリングが誇るスーパークォーツキャリバーを搭載し、クオーツのCOSC認定クロノメーターを受けた高精度なクロノグラフ。究極のアスレジャー(アスレチックとレジャーを組み合わせた造語で、スポーツウェアを中心に構築されたファッション)スタイルにマッチする腕時計として開発されており、個性豊かな5モデルがラインナップされている。
「エンデュランス プロ」の特徴をひとつずつひも解いてゆこう。
まずは外観。ダイアル見返しリング、リューズ、ストラップなどに5色(ブルー、オレンジ、レッド、イエロー、ホワイト)のキーカラーを用い、ケースとダイアルはブラックに統一。12時位置には翼を広げたBマークを、さらに3つのカウンター(1/10秒計、30分積算計、スモールセコンド)、4時-5時の間に日付表示をレイアウトした。立体的かつ判読しやすい書体のアラビア数字インデックスに加え、計測表示を隠さないために一部を中抜きした時針と先端を細めた分針にはスーパールミノバ夜光を塗布し、暗闇においても漆黒の盤上に表示が浮かび上がる。
ケースはブライトリングが独自に開発した非金属素材「ブライトライト」を採用。クオーツモデルでは2017年発売のコルト スカイレーサーに続く2作目となる。チタンの約1/3、ステンレススチールの約1/6の軽さで、硬質なうえにサビの発生がなく、アレルギー耐性にも優れる。しかも大理石を黒くしたような風格のある質感も魅力で、同素材の回転ベゼルはラチェット機構を使わずにスムーズに両方向に回る仕組みにしている。
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